ごろごろ

1日ごろごろしていると筋肉量は0.5～0.6％減量。 これを筋力に換算すると0.3％～4.2％もダウンするそうです。

 個人差もあるでしょうが20日間ほどごろごろ（寝たきりか）していれば筋力が10％低下するでしょうし、高齢になればその速度も早まることと思います。

 ごろごろするというのは、要は体がだるい、疲れている、何かする気力がわかないというところだと思います。 

 以前病院のブログでも書いたと思うんですけど、若い職員と面談していると休みの日は日頃の仕事の疲れをとるため、1日ごろごろしているなどと言う話をよく聞いていたのですが、そんなことで疲れがとれるわけがない。 

 「疲れている」というのは体の状態なので、変える（改善する）には代謝を促進するしかない。代謝を促進するには心肺機能をある程度活発化するしかないわけです。

 心肺機能の活発化と言うのはわかりやすく言えば運動です（血液の循環を促進する）。 勿論疲れているわけですから、激しい運動なんか無理でしょうけど、小一時間ほどゆるゆると散歩くらいは出来るはずです。

 私も休日に体を動かすのさえ億劫という日がたまにありますが、風邪とかでもない限り毎食後最低でも小一時間ほどは歩くようにしています。そうすると重かった足取りも多少は軽やかになってきます。但しそれ以外はごろごろしていますがww

 私も基本的に怠け者で面倒臭がりな性分なので、ごろごろしていたい気持ちはよくわかるのですが、多少なりとも体を動かして体がそれなりに爽快になるのも経験済みなので、どれほど疲れていても病衣でない限りは無理のない範囲で運動することにしています。